焼肉弁当ほど、日本人の心をつかむお弁当はないかもしれません。フタを開けた瞬間に立ちのぼる香ばしい匂い、キラリと光るタレの照り。その奥には、炭火で焼かれた肉の深い香りと、白米に染みる肉汁の旨味が潜んでいます。

焼肉弁当の最大の魅力は、なんといっても「ご飯が主役になる」こと。炭火で焼かれた肉から滲み出る脂と甘辛ダレが、ご飯一粒一粒に染み込み、冷めても口の中でじゅわっと旨味が広がります。これこそが、焼肉弁当が愛され続ける理由です。
冷めても美味しい焼肉弁当の作り方
焼肉弁当を美味しく仕上げるには、ちょっとしたコツがあります。炭火で焼いた肉は、焼きたてをすぐにご飯に乗せず、一度少し休ませるのがポイント。こうすることで余分な脂が落ち、肉汁が中に戻ってしっとり仕上がります。

さらに、ご飯にはほんのり甘めの下味をつけると、タレとの一体感が生まれます。肉とご飯、そしてナムルやキムチの酸味が混ざり合うことで、お弁当という小さな世界に“焼肉定食の完成形”が生まれるのです。
自宅でフライパンでも美味しく焼くコツ
炭火がなくても、自宅のフライパンで美味しく焼くことができます。まずはフライパンでお肉を八割ほど焼き上げましょう。完全に火を通すのではなく、表面に焼き色がついて中が少しピンクの状態が理想です。

一度お肉を取り出したら、同じフライパンにタレを入れて軽く煮立たせます。そこにお肉を戻し入れ、タレを煮詰めながら全体に絡めていきます。この「仕上げのひと煮立ち」で、肉の表面にタレがしっかりと絡み、冷めても香ばしさと旨味が残ります。

タレを煮立たせることで水分が飛び、照りとコクが増して、まるで炭火焼のような深い味わいに近づきます。お弁当に詰めるときは、タレがご飯にしっかり染みるよう、温かいうちに肉をのせるのがコツです。
炭火焼の香りはなぜ特別なのか

炭火は単なる熱源ではありません。遠赤外線の力で肉の表面を素早く焼き上げ、旨味を中に閉じ込めながら、表面に香ばしい香りをまとわせます。その香りが弁当のフタを開けた瞬間にふわっと広がる――まさに「炭火の魔法」です。
だからこそ、炭火で焼いた焼肉弁当は別格。時間が経っても香りがしっかり残り、冷めても満足感があるのです。
炭火の香りをそのまま閉じ込めた焼肉弁当
東京・歌舞伎町と池袋に店舗を構える焼肉店「黒5」では、炭火で丁寧に焼き上げた黒毛和牛を、ご飯の上いっぱいに敷き詰めた贅沢な焼肉弁当を提供しています。ご飯の上には、もやしナムルとほうれん草ナムル、キムチ、カクテキを寄せて彩りを添え、残りのスペースを炭火で焼いたお肉で埋め尽くします。肉汁が染みたご飯は、まさに主役級の美味しさ。

炭火の香ばしさと、肉汁が絡んだタレの旨味が一体になったこの焼肉弁当は、「冷めても感動できる焼肉弁当」として多くのお客様に喜ばれています。お店の味をそのまま弁当に閉じ込めた一品、ぜひ一度味わってみてください。

「焼肉 黒5」は池袋で創業して以来、変わらぬ味とこだわりを守り続けています。
黒5の店舗紹介|池袋と歌舞伎町に展開

店名:焼肉 黒5 本店
住所:〒171-0014 東京都豊島区池袋2丁目46−3 シーマ100ビル 1F
最寄駅:JR池袋駅西口 徒歩5分
営業時間:17:00~24:00(L.O.23:30)
定休日:年中無休
店名:焼肉 黒5 池袋東口店
住所:〒170-0013 東京都豊島区東池袋1丁目42−16 ニードビル 2F
最寄駅:JR池袋駅東口 徒歩5分
営業時間:17:00~24:00(L.O.23:00)
定休日:年中無休
店名:焼肉 黒5 歌舞伎町
住所:東京都新宿区歌舞伎町2-21-4 三経ビル1F
最寄駅:西武新宿駅 徒歩5分/新宿三丁目駅 徒歩7分
営業時間:18:00~翌5:00(L.O.4:00)
定休日:年中無休
公式Instagram:@kuro5yakiniku

