店長日記

焼肉の〆はクッパ派?冷麺派?

焼肉を食べ終えたあと、「締めどうする?」──この一言に、その人の焼肉スタイルが出ます。冷麺派、クッパ派、それともごはん派。誰もが“自分だけの締めルール”を持っています。

クッパ派は「余韻を大切にする人」

スープにご飯を入れて、最後まで旨味を味わい尽くすクッパ。焼肉のタレや脂のコクをスープが受け止め、「もう少しこの味を感じていたい」という人にぴったりの締めです。

韓国では、クッパにせずご飯とスープをセパレートで食べる文化が根付いています。焼肉を食べながら白ごはんを一口、スープを一口。味を混ぜず、それぞれの旨味を丁寧に味わう。実は、焼肉業界の人の多くがこの“セパレート派”。焼肉の最後を静かに整える──そんな通の締め方です。

冷麺派は「リセットして締める人」

一方で冷麺派は、食後をさっぱりとリセットしたいタイプ。脂を洗い流すような清涼感が、焼肉の満足感をさらに引き立てます。

特に白ごはんを合わせて焼肉を食べる人ほど、締めに冷麺を選ぶ傾向があります。脂と米のコクを十分に楽しんだあと、冷たいスープとコシのある麺で口を整える。この“熱と冷”の切り替えこそ、日本の焼肉文化の粋といえるでしょう。

通の間で人気の「育てるビビンバ」

焼肉の締めとして密かに人気なのがビビンバ。香ばしい石焼ビビンバも定番ですが、実は“通”の間では普通のビビンバを育てる食べ方が知られています。

焼きながら少しずつお肉をビビンバにのせていき、自分だけの“オリジナル焼肉ビビンバ丼”を作り上げる。肉の脂やタレの加減を好みで調整できるため、焼肉とご飯の一体感を最後まで楽しめるのが魅力です。

締めなのに、まだ焼肉が続いているような感覚──これがビビンバ派の贅沢な締め方です。

黒5の締め三兄弟

黒5(くろご)は、歌舞伎町と池袋に店舗を構える焼肉店。焼肉の余韻を最後まで楽しむための“究極の締めメニュー”が揃っています。

① 黒5飯(くろごめし)

黒5の代名詞でもある黒5飯は、ガーリックライスを釜飯で炊き上げる名物メニュー。大量の牛ゲンコツと鶏もみじを圧力寸胴鍋で炊き出した真っ白な濃厚スープでお米を炊き、仕上げに自家製の青森県産ガーリックチップ青じそ韓国海苔を合わせ、隠し味にバターをひとかけ。

炊き上がりまで約30分。常連の方々は焼きのペースを見ながら「そろそろ黒5飯」と注文します。香り・コク・ガーリックの香ばしさ──まさに黒5を代表する締めです。

② 担々麺

創業当時からの定番、担々麺。濃厚な白湯スープに黒5のお肉の切り端と白ごまを合わせ、深みのある味わいに。見た目の濃厚さに反して後味は軽く、食後でも心地よく味わえる一杯です。

③ 冷麺

黒5の冷麺は、濃厚白湯スープと鶏ガラスープのダブルスープ仕立て。真っ白なのにすっきりとした味わいで、もちもちの麺がよく絡みます。“すっきりしているのに濃厚”という黒5ならではのバランスが特徴。焼肉の脂を優しく包み込みながら、きれいに余韻をまとめてくれる一杯です。

締めは“終わり”ではなく“余韻の時間”

焼肉の締め方は人それぞれ。クッパで包み込む人、冷麺でリセットする人、ビビンバを育てて楽しむ人。そして黒5には、濃厚スープを使った“究極の締め三兄弟”があります。

焼肉の締めは、食事の終わりではなく、余韻を完成させる時間。どんな一皿を選ぶかで、その夜の焼肉の物語は変わります。

「焼肉 黒5」は池袋で創業して以来、変わらぬ味とこだわりを守り続けています。

黒5の店舗紹介|池袋と歌舞伎町に展開

店名焼肉 黒5 本店
住所:〒171-0014 東京都豊島区池袋2丁目46−3 シーマ100ビル 1F
最寄駅:JR池袋駅西口 徒歩5分
営業時間:17:00~24:00(L.O.23:30)
定休日:年中無休

店名焼肉 黒5 池袋東口店
住所:〒170-0013 東京都豊島区東池袋1丁目42−16 ニードビル 2F
最寄駅:JR池袋駅東口 徒歩5分
営業時間:17:00~24:00(L.O.23:00)
定休日:年中無休

店名焼肉 黒5 歌舞伎町
住所:東京都新宿区歌舞伎町2-21-4 三経ビル1F
最寄駅:西武新宿駅 徒歩5分/新宿三丁目駅 徒歩7分
営業時間:18:00~翌5:00(L.O.4:00)
定休日:年中無休

公式Instagram@kuro5yakiniku

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