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コムタンスープとソルロンタンの違い

焼肉の締めに、優しくて濃厚な「コムタンスープ」を頼む方は多いですよね。 でも、実は一口に「コムタン」と言っても、お店によって作り方も中身も全く違うことをご存知でしょうか?

今日は、知っているようで知らない「白いスープ」の深すぎる世界をお話しします。


1. 韓国の伝統から紐解く「ソルロンタン」と「コムタン」

本場韓国では、実は「白」と「透明」で呼び名が分かれることが多いんです。

  • ソルロンタン: 牛のゲンコツ(骨)などを長時間煮込んだ「真っ白な」スープ。韓国ではここにホホ肉を入れたり、キムチやカクテキで味変して楽しむのが一般的です。
  • コムタン: 本来は牛テールや内臓を煮込んだ、比較的「澄んだ」出汁ベースのスープを指します。

面白いのはここから。日本の焼肉店では、これらが独自に融合して進化しました。 だからお店によって「テールの肉が入っているけれど、スープは真っ白な牛骨ベース」だったりと、様々なスタイルが存在するのです。日本のコムタンスープにカクテキが添えられることが多いのも、このソルロンタンの食文化がルーツなんですよ。


2. 世界が注目する「天然のサプリメント」

この牛骨スープ、実は今、アメリカなどの欧米諸国で「ボーンブロス(骨の出汁)」と呼ばれ、空前のブームになっています。

長時間じっくり炊き出すことで、骨の中のコラーゲンやアミノ酸が溶け出し、腸内環境を整え、美肌や関節のケアに役立つ「飲む点滴」として、トップアスリートも愛飲しているほど。まさに、美味しさと健康を両立した最強の栄養食です。


3. 【衝撃】私が目撃した「ニセモノ」の白

しかし、このスープを作るには膨大な時間と手間がかかります。 私が若かりし頃、あるお店を手伝った時に目撃した光景は今でも忘れられません。

そこでは、牛筋で取った普通のスープに、なんと「コーヒー用のポーションミルク」を溶かして白くし、「コムタン」として提供していたのです。 「白ければ、お客さんはコムタンだと思って喜ぶんだよ」 その言葉を聞いた時の唖然とした気持ちが、今の私の原点になっています。


4. 黒5(クロゴ)のこだわりと使命

私たち「黒5」は、池袋や新宿で最高級A5ランクの和牛をリーズナブルに、そして「最高の焼き加減」でお客様に楽しんでいただくことを使命としています。お肉の質はもちろんですが、私たちがそれ以上に大切にしているのが、お客様の体に直接入る「スープ」や「出汁」の誠実さです。


5. 全てのベースは「本物」の自家製牛骨スープ

黒5のスープは、あの日の苦い経験を糧に、絶対に誤魔化さないと決めています。 通常、多くの焼肉店では「普通のスープ(牛筋など)」と「コムタンスープ(牛骨)」を別々に仕込みますが、黒5では全てのスープのベースに、じっくり炊き出した自家製牛骨スープを使用しています。

  • ユッケジャンも、たまごスープやわかめスープも、ベースが濃厚なコムタンだからこそ、旨さの奥に圧倒的なコクが生まれます。
  • 商品ごとに濃度を微調整し、そのメニューが一番輝く「黄金比」で仕上げています。

骨を折り、髄まで出し切った「本物の白さ」には、添加物では絶対に出せない力強さと優しさがあります。


結びに

お肉を楽しんだ後の締めに、ぜひ私たちのスープを味わってみてください。 それは単なる料理ではなく、翌朝の体の軽さまで考えた、私たちからの「元気の贈り物」です。

本物の旨味を、ぜひその舌で確かめてみてください。

焼肉黒5」は新宿歌舞伎町と池袋西口と池袋東口に店舗を構える焼肉店です。2008年の創業以来、和牛の質、炭火焼き、そしてスタッフが全て焼き上げるスタイルにこだわり、池袋の“カジュアル和牛焼肉”の先駆けとして支持されています。

黒5の店舗紹介|池袋と歌舞伎町に展開

店名焼肉 黒5 本店
住所:〒171-0014 東京都豊島区池袋2丁目46−3 シーマ100ビル 1F
最寄駅:JR池袋駅西口 徒歩5分
営業時間:17:00~24:00(L.O.23:30)
定休日:年中無休

店名焼肉 黒5 池袋東口店
住所:〒170-0013 東京都豊島区東池袋1丁目42−16 ニードビル 2F
最寄駅:JR池袋駅東口 徒歩5分
営業時間:17:00~24:00(L.O.23:00)
定休日:年中無休

店名焼肉 黒5 歌舞伎町
住所:東京都新宿区歌舞伎町2-21-4 三経ビル1F
最寄駅:西武新宿駅 徒歩5分/新宿三丁目駅 徒歩7分
営業時間:18:00~翌5:00(L.O.4:00)
定休日:年中無休

公式Instagram@kuro5yakiniku

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