店長日記

焼肉と秋の味覚“きのこ”の相性。炭火で香りが跳ねる理由

秋の食卓に欠かせないのが、香り高い「きのこ」。
舞茸、エリンギ、しめじ、しいたけ……。どれも焼くだけで芳醇な香りが立ち上り、季節の訪れを感じさせてくれます。
そして実はこの“きのこ”、焼肉との相性がとても良い食材でもあります。

今回は、きのこが焼肉をより美味しくする理由を「味」と「栄養」の両面から掘り下げていきます。

香りと旨味の“相乗効果”が生まれる

肉の脂は、香りを引き立てる“運び屋”のような存在です。
そこにきのこの香り成分が加わると、炭火の上で香ばしさが広がり、まるでひとつの料理として完成します。

きのこには「1-オクテン-3-オール」「メチオノール」など、香りの立ち上がりを強くする成分が含まれています。
この香りが肉の脂と混ざり合うことで、鼻に抜ける香ばしさが格段に増します。
炭火焼肉の魅力は、この香りの“立体感”にあると言っても過言ではありません。

きのこがタンパク質の吸収を助ける理由

栄養の面でも、きのこは焼肉の心強いパートナーです。
肉の主成分であるタンパク質を、体に無駄なく取り込むためのサポートをしてくれます。

● ビタミンB群で代謝をサポート

きのこに豊富なビタミンB2・B6は、タンパク質をエネルギーへと変える代謝を促します。
焼肉と一緒に食べることで、体づくりにも役立つ組み合わせになります。

● 食物繊維(β-グルカン)で脂を穏やかに

きのこに含まれる食物繊維は、腸内環境を整えるだけでなく、脂の吸収を穏やかにします。
焼肉の後も重たく感じにくく、満足感と軽やかさを両立できます。

● 酵素の力で消化を助ける

きのこに含まれる酵素は、タンパク質を分解する働きを持ちます。
焼肉を食べたあとに胃もたれしにくいのは、この酵素の効果も一因です。

炭火で焼くと“香りの層”が生まれる

フライパンで焼くのと違い、炭火で焼いたきのこは香りの立ち方がまったく違います。
遠赤外線の熱で外側を素早く焼き固めることで、水分と香りを内部に閉じ込めます。
表面は軽く焦げ目がつき、中はしっとり。
噛んだ瞬間、炭の香りときのこの香りが一体になって広がります。

特におすすめはエリンギとしいたけ。厚めにカットして、肉を焼いた後の炭火の端でじっくり火を入れるのがコツです。
肉の脂が少し落ちて炭に当たると、その煙がきのこに香りづけをしてくれる——これが炭火焼ならではの魅力です。

池袋・歌舞伎町で備長炭を使い和牛を丁寧に焼き上げる黒5

池袋と歌舞伎町で備長炭を使い、厳選した黒毛和牛をスタッフが丁寧に焼き上げる焼肉店、それが黒5(くろご)です。
炭火の遠赤外線で肉本来の旨味と香りを引き出し、香ばしさと柔らかさを兼ね備えた一皿に仕上げます。
“焼き奉行スタイル”でお客様に代わって肉を焼くのも黒5ならではの特徴です。

黒5で体験する“炭火ときのこの香り”

黒5では特別な「秋限定メニュー」は設けていませんが、
お客様のご要望に応じて、きのこ類を炭火で香ばしく焼き上げることが可能です。

「お肉と一緒に焼いてみたい」「炭火で香りを楽しみたい」——そんな声に合わせて、
肉ときのこの“香りの共演”をお楽しみいただけます。

肉の脂が炭に落ち、煙がきのこを包み込む。
その香りが立ち上る瞬間こそ、焼肉の真髄です。

まとめ:秋は“香りを味わう”焼肉を

きのこは、焼肉の香りと旨味を引き立てる最高のパートナー。
栄養の面でも、タンパク質吸収を助け、体に優しい組み合わせです。

今年の秋は、きのこと焼肉のマリアージュをゆっくり味わってみてください。
黒5の炭火の前で、香りの深さと焼きの妙を感じていただけるはずです。

「焼肉 黒5」は池袋で創業して以来、変わらぬ味とこだわりを守り続けています。

黒5の店舗紹介|池袋と歌舞伎町に展開

店名焼肉 黒5 本店
住所:〒171-0014 東京都豊島区池袋2丁目46−3 シーマ100ビル 1F
最寄駅:JR池袋駅西口 徒歩5分
営業時間:17:00~24:00(L.O.23:30)
定休日:年中無休

店名焼肉 黒5 池袋東口店
住所:〒170-0013 東京都豊島区東池袋1丁目42−16 ニードビル 2F
最寄駅:JR池袋駅東口 徒歩5分
営業時間:17:00~24:00(L.O.23:00)
定休日:年中無休

店名焼肉 黒5 歌舞伎町
住所:東京都新宿区歌舞伎町2-21-4 三経ビル1F
最寄駅:西武新宿駅 徒歩5分/新宿三丁目駅 徒歩7分
営業時間:18:00~翌5:00(L.O.4:00)
定休日:年中無休

公式Instagram@kuro5yakiniku

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