目次
- 1. 赤くて辛いだけではない!焼肉屋の定番スープに隠された奥深い世界
- 2. 旨辛スープの代名詞!「ユッケジャン」の語源と牛肉・野菜を煮込む特徴
- 3. ゴロゴロ肉を楽しむ醤油ベース!「カルビスープ」の由来と優しいコク
- 4. 30年前は定番だったのに?最近焼肉店で「テグタン」を見かけなくなった理由
- 5. 鱈かテール肉か?テグタンの語源「鱈(タラ)」と大邱(テグ)地方の歴史的な謎
- 6. バラ肉を仕入れない男気!黒5のメニューにカルビスープが存在しない裏事情
- 7. 全スープの絶対的土台!自家製「圧力寸胴コムタン(ボーンブロス)」の製法
- 8. 徹底比較!ユッケジャン・カルビスープ・テグタンの3つの明確な違いまとめ
- 9. 職人の味をそのままご家庭へ!お取り寄せボーンブロス「Rich Soup」のご紹介
- 10. まとめ:スープの違いを知れば焼肉のシメがもっと楽しくなる!
皆様、こんにちは。黒5のそんどです。

極上の焼肉をお腹いっぱい楽しんだ後のシメとして、絶対に欠かせないのが温かい「ロースターの上のスープ」です。メニューを開くと、「ユッケジャンスープ」「カルビスープ」、そして昔ながらの焼肉店では「テグタンスープ」といった名前がずらりと並んでいます。見た目はどれも赤くて辛そうで、「正直、何が違うのかよく分からず、いつもなんとなく同じものを頼んでいる」というお客様も多いのではないでしょうか。
実は、これら3つのスープは、使われている具材やお肉の部位、味付けのベース、さらにはその誕生にまつわる歴史的背景まで、全く異なる個性を持っています。特に「テグタン」は、30年ほど前まではどこの焼肉店にも必ず置いてあった大定番メニューでしたが、その名前のダブルミーニング(語源の複雑さ)や調理のややこしさから、最近ではメニューから消えてしまい、ほとんど見かけなくなってしまいました。今回は、焼肉スープをこよなく愛する皆様のために、ユッケジャン、カルビスープ、そしてテグタンの明確な違いや誕生の謎、黒5ならではのスープへの圧倒的なこだわりについて、詳しく解説させていただきます。
Contents
- 1. 赤くて辛いだけではない!焼肉屋の定番スープに隠された奥深い世界
- 2. 旨辛スープの代名詞!「ユッケジャン」の語源と牛肉・野菜を煮込む特徴
- 3. ゴロゴロ肉を楽しむ醤油ベース!「カルビスープ」の由来と優しいコク
- 4. 30年前は定番だったのに?最近焼肉店で「テグタン」を見かけなくなった理由
- 5. 鱈かテール肉か?テグタンの語源「鱈(タラ)」と大邱(テグ)地方の歴史的な謎
- 6. バラ肉を仕入れない男気!黒5のメニューにカルビスープが存在しない裏事情
- 7. 全スープの絶対的土台!自家製「圧力寸胴コムタン(ボーンブロス)」の製法
- 8. 徹底比較!ユッケジャン・カルビスープ・テグタンの3つの明確な違いまとめ
- 9. ご自宅で極上のスープ体験を!お取り寄せボーンブロス「Rich Soup」のご紹介
- 10. まとめ:スープの違いを知れば焼肉のシメがもっと楽しくなる!
1. 赤くて辛いだけではない!焼肉屋の定番スープに隠された奥深い世界

焼肉店のスープメニューは、単なる塩スープや醤油スープと違い、唐辛子の辛味や薬味のパンチが効いた「旨辛」の文化が息づいています。しかし、ただ単に同じ辛いベースに別の具材を入れただけでは、本物の美味しさにはたどり着けません。
お肉から溶け出す濃厚な脂の甘みを引き立てるスープ、野菜の爽やかな甘みを活かすスープ、あるいは魚介や骨の滋味深いコクを主役にするスープなど、それぞれのスープには明確な「調理の目的」があります。これらの違いを理解して頼み分けることができるようになると、焼肉のコースの締めくくりが何倍も魅力的で楽しいものになります。赤くて辛いスープの裏側に隠された、職人の仕込みのこだわりと歴史を紐解いていきましょう。
2. 旨辛スープの代名詞!「ユッケジャン」の語源と牛肉・野菜を煮込む特徴

焼肉店の「旨辛スープ」として不動の知名度と人気を誇るのが「ユッケジャン」です。
このユッケジャンという名前の由来には、非常に興味深い歴史があります。韓国語で「ユク(肉)」とは牛肉を意味します。そして「ケジャン」の「ケ」とは本来、犬の肉を指していました。昔の韓国では、夏バテ防止の薬膳料理として犬肉を唐辛子や野菜と煮込んだ「ケジャン(狗醤)」というスープを食べる習慣がありました。しかし、時代とともに犬肉の代わりに牛肉を使用するようになり、牛肉で作ったケジャンという意味で「ユッケジャン」と呼ばれるようになったのです。
ユッケジャンの特徴は、細かく引き裂いた、あるいは細切りにした牛肉(端材など)と、たっぷりの野菜(豆もやし、ゼンマイ、長ネギ、ニラなど)を、唐辛子やニンニク、ごま油、そして「コチュジャン(辛味噌)」で炒め、濃厚な出汁でじっくり煮込む点にあります。野菜から出る自然な水分と甘みが辛さをマイルドにし、お肉の旨味と一体化することで、とろみのあるまろやかな辛さが生まれます。お肉よりも「辛みと野菜のシャキシャキ感、ごま油の香ばしさ」を楽しむ、食事性の高い旨辛スープの代表格です。
3. ゴロゴロ肉を楽しむ醤油ベース!「カルビスープ」の由来と優しいコク

ユッケジャンとメニュー上で並んで人気を集めるのが「カルビスープ(カルビタン)」です。見た目は同じように赤いことが多いですが、その構成は全く異なります。
名前の通り、「カルビ(牛の肋骨周りの肉、アバラ肉)」をメインの具材としたスープで、韓国では「カルビタン(肋骨の湯)」と呼ばれています。ユッケジャンが細かくほぐしたお肉と大量の野菜を主役にするのに対し、カルビスープは「ゴロゴロとした骨付きカルビや大きな肉の塊」そのものを楽しむスープです。
調理法においても、ユッケジャンのようなコチュジャン(辛味噌)ベースではなく、肉本来の旨味をダイレクトに活かすために「醤油や塩」をベースとしたシンプルな味付けが基本となります。お肉がスプーンでホロホロと崩れるまで何時間もかけて弱火で煮込まれるため、バラ肉の濃厚な脂の甘みとコラーゲンがスープに溶け出し、辛さは控えめで、じんわりと身体に染み渡るような優しいコクが特徴です。野菜はネギや大根などが少量入る程度で、主役はあくまで「よく煮込まれた柔らかいカルビ肉」そのものになります。
4. 30年前は定番だったのに?最近焼肉店で「テグタン」を見かけなくなった理由

さて、ここからが今回の歴史の謎に迫る本番です。昭和から平成初期の焼肉店において、スープの3大巨頭といえば「ユッケジャン」「カルビスープ」そして「テグタンスープ」でした。30代後半以上の方であれば、昔行った焼肉店でテグタンを注文した記憶がある方も多いはずです。しかし近年、日本の焼肉ロースターの周りから、このテグタンというメニューが急激に姿を消してしまいました。
その理由は、主に以下の3点に集約されます。
- 「お店によって出てくるものが違い、お客様が混乱する」という問題
- 「焼肉店において、魚介ベースの辛いスープの人気が低迷した」という需要の変化
- 「仕込みの手間があまりにも複雑で、店舗側のコストに合わなくなった」という現場の事情
なぜお店によって出てくるものが異なってしまうのか。そこには、「テグタン」という言葉が持つ、非常にややこしい名前の歴史とダブルミーニングが存在したのです。
5. 鱈かテール肉か?テグタンの語源「鱈(タラ)」と大邱(テグ)地方の歴史的な謎
テグタンというスープの混乱の最大の原因は、その名前の語源にあります。実は、テグタンには全く異なる2つの意味とルーツが存在します。

ルーツ1:韓国語で「鱈(タラ)」を意味するテグ(大魚)スープ
韓国語で鱈(タラ)のことを「テグ(대구)」と呼びます。そのため、本場韓国における「テグタン(대구탕)」とは、新鮮な鱈の白身やアラ、白子などを、大根やセリとともに唐辛子のスープで煮込んだ、すっきりとした辛さの「魚介の鱈スープ」を指します。日本でいえば、タラのちり鍋を辛くしたようなイメージです。

ルーツ2:韓国の大邱(テグ)地方の名物である「牛テールユッケジャン」
一方で、韓国の南東部に位置する広域市「大邱(テグ/대구)」という地域の名物料理として、古くから牛の尻尾(テール肉)をじっくり煮込み、唐辛子と野菜で辛く仕上げた「ユッケジャン風のスープ」が存在しました。大邱地方のスープという意味で、こちらも「テグタン(대구탕)」と呼ばれていたのです。
この2つの全く異なるスープが日本に導入された際、焼肉店の間で大混乱が起きました。ある焼肉店では「鱈(タラ)の頭や身を入れた辛いスープ」をテグタンとして出し、別のお店では「牛のテール肉を細かくほぐしてコチュジャンでドロドロに煮込んだスープ」をテグタンとして提供したのです。「テグタンを頼んだら魚が出てきた」「前に行った店ではテール肉の激辛スープだったのに」と、お客様にとって「注文するまでどちらが出てくるか分からないややこしいスープ」になってしまいました。さらに、お肉を食べに来る焼肉店において鱈(タラ)の魚介スープは不人気になりがちだったこと、牛テール肉を繊維状にほぐす仕込みの手間が膨大だったことから、次第に「ややこしいからメニューから外そう」と、日本の多くの焼肉店からテグタンが消えていくことになったのです。
6. バラ肉を仕入れない男気!黒5のメニューにカルビスープが存在しない裏事情

さて、スープの違いについてお話ししてきましたが、実は私たち黒5のメニューをじっくりご覧になったお客様から、「ユッケジャンはあるのに、どうしてカルビスープは置いていないの?」と聞かれることがあります。そこには、黒5のお肉に対する強烈な「男気とこだわり」が関係しています。
一般的な焼肉店でカルビスープに使われるのは、カルビとして提供される「牛のバラ肉(ともばらなど)」の端材や、バラ肉の外側にある少し硬い赤身部位(かぶりなど)です。しかし、実は黒5では、牛のバラ肉(バラエティミートとしてのバラ肉)を一切仕入れていません。
黒5の「カルビ」としてご提供しているのは、バラ肉ではなく、牛肉の中で最も高価で上品な霜降りを誇る「極上リブロース」です。お客様に本当に柔らかくて美味しい、脂っこくない上質な脂のカルビを楽しんでいただくために、あえて原価の高いリブロースを使用し、一般的な硬いバラ肉を一切店舗に置かないという仕入れの決断をしています。バラ肉自体を店舗に仕入れていないからこそ、バラ肉の端材を煮込んで作る「カルビスープ」は、黒5には存在しないのです。その代わり、仕込みの段階で出る極上の「A5黒毛和牛リブロースの端材」をふんだんに使用した、どこよりも贅沢で濃厚な特製ユッケジャンスープをご提供しております。
7. 全スープの絶対的土台!自家製「圧力寸胴コムタン(ボーンブロス)」の製法

黒5にはカルビスープはありませんが、ご提供している「ユッケジャンスープ」や「コムタンスープ」の美味しさは、他店の追随を許さない絶対的な自信があります。その美味しさのすべての源泉となっているのが、毎日厨房で炊き上げている自家製の「超濃厚コムタンスープ(ボーンブロス)」です。
黒5のスープ作りには、水に調味料を溶かしただけのような妥協は一切ありません。厳選した国産牛のゲンコツ(大腿骨)と、コラーゲンが豊富なもみじ(鶏足)を仕入れ、骨を一本一本ハンマーで丁寧に叩き割ります。骨を割ることで、骨の芯にある「骨髄(こつずい)」の旨味が外へ溶け出せるようにするのです。これを最新の圧力寸胴鍋に入れ、100度以上の超高圧状態で一気に炊き上げていきます。
高圧調理を行うことで、骨に含まれるリン酸やコラーゲン(ゼラチン質)、グルタミンなどのアミノ酸、そして骨髄の濃厚な旨味が分子レベルで乳化し、牛乳のように真っ白でとろみのある極上スープへと変化します。一部の安価な店で行われているような「ポーションミルクや生クリームを入れて白く見せかける」といった誤魔化しは一切行わず、骨の髄から抽出した「純粋な骨の力強さ」だけでこの白さと深いコクを作り出しています。この濃厚なボーンブロスが、黒5のすべてのスープのベースとなっているからこそ、当店のユッケジャンは辛さの奥に圧倒的なまろやかさと旨味を感じる極上の仕上がりになるのです。
8. 徹底比較!ユッケジャン・カルビスープ・テグタンの3つの明確な違いまとめ
ユッケジャン・カルビスープ・テグタンの決定的な3つの違い
1. 主役となる「具材とお肉の形状」の違い:
- ユッケジャン:細かく引き裂いた牛肉の端材と、豆もやしやゼンマイなどのたっぷりの野菜が主役。
- カルビスープ:ゴロゴロとした骨付きカルビや大きなバラ肉の塊そのものが主役。野菜はネギ程度と少なめ。
- テグタン:お店により「鱈(タラ)の白身・魚介のアラ」が主役の場合と、「細かくほぐした牛テール肉」が主役の場合に二分される。
2. 「味付けのベース(調味料)」の違い:
- ユッケジャン:コチュジャン(辛味噌)をベースに、唐辛子やニンニク、ごま油を効かせた濃厚な「旨辛」味。
- カルビスープ:お肉の出汁を活かすため、醤油や塩をベースにしたシンプルで辛さ控えめの優しい味。
- テグタン:鱈スープの場合は魚介出汁のあっさりとした唐辛子味、牛テールの場合はコチュジャンや粉唐辛子の激辛ドロドロ味。
3. 日本の焼肉店における「メニューの歴史と現状」の違い:
- ユッケジャン&カルビ:現在も全国の焼肉店でシメの定番スープとして絶大な人気を誇る。
- テグタン:30年前までは大定番だったが、鱈(魚)かテール(牛)かの大混乱、魚介スープの不人気、手間の複雑さにより、最近は置く店がほとんどなくなった。
9. ご自宅で極上のスープ体験を!お取り寄せボーンブロス「Rich Soup」のご紹介

黒5のユッケジャンスープの命である、国産牛の骨の髄から抽出した「濃厚コムタン(ボーンブロス)」。この本格的なスープのコクと栄養をご自宅でも手軽に楽しんでいただきたいという思いから開発されたのが、お取り寄せ専用のプレミアムボーンブロス「Rich Soup(リッチスープ)」です。
店舗の厨房と全く同じ圧力寸胴調理のプロセスで、保存料や化学調味料を一切使用せず、素材本来の純粋なコラーゲンとアミノ酸だけをパックに閉じ込めてお届けします。解凍して温めるだけで、美容習慣や疲労回復、腸内環境を整える「飲む点滴」としてそのまま召し上がっていただけるほか、ご自宅でコチュジャンやお好みの野菜、お肉を加えるだけで、プロ仕様の極上ユッケジャンスープを驚くほど簡単に再現することができます。
下記リンクより、楽天市場の公式ショップにてお気軽にお買い求めいただけます。ぜひ、プロのこだわりの出汁をご自宅の食卓でお試しください。
10. まとめ:スープの違いを知れば焼肉のシメがもっと楽しくなる!
焼肉店の定番スープにまつわる歴史や違い、いかがでしたでしょうか。何気なく頼んでいた一杯のスープにも、肉の部位の活かし方や、はるか昔の韓国の地方料理の歴史、そして日本上陸時の大混乱といった面白いドラマが隠されているのです。
黒5では、カルビに最高品質のリブロースを使用しているためカルビスープはございませんが、その代わりにリブロースの極上端肉を圧力寸胴コムタンでじっくりと煮込んだ、どこよりも深く濃厚な「特製ユッケジャンスープ」をご用意しております。
ぜひ今夜は、黒5の各店舗(池袋本店、東口店、歌舞伎町店)へお越しいただき、極上のお肉を楽しんだ後に、スタッフがまごころを込めて仕込んだ熱々のユッケジャンスープで、心も体も温まる最高の締めくくりをご体験ください。皆様のご来店を、最高のお肉と温かいスープをご用意して、スタッフ一同心よりお待ちしております。

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